子育てパパ・ママを応援したい!資産を統計学で殖やす方法

日本人が知らない、30年で資産が10倍になった米国流資産運用法とは?

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私がアメリカに5年いて感じたことは、『なんと日本は情報鎖国なのだろうか!?』ということでした。 

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(出所:http://www.internetworldstats.com/

図1はインターネット上のコンテンツの言語別シェアを表していますが、日本語はわずか5%程度に過ぎません。
このわずか5%程度の中で、我々日本人は閉じこもっていることすら、日本にいると実感できません。
しかし、ネット上の55%ものシェアを誇る英語の情報の中に、我々日本人が知らないことがいっぱいあると思いませんか? 

その日本人の知らないことの最たる情報が金融関連情報です。
アメリカにいる当時(1995年~1999年)も今も金融業界に携わる私はそれを切に感じ、英語の情報無しでは業務に差し障るほどです。
各国の金融マーケットがそれぞれ別個の動きをしていた20年以上前ならいざ知らず、世界中の金融マーケットが連動して動く今では英語圏の情報は欠かせません。 

英語圏の人達には常識であるのに、日本人には全く知られていない例の1つとして、『アメリカ国民の個人金融資産が、30年でおよそ10倍になっている』(図2)ということがあります。 

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これは一部のアメリカ人ではなく、全米国民の推移です。
この30年でアメリカの人口が10倍に増えていたなら、個人金融資産が10倍に殖えていたとしても驚くことは何もありません。
しかし、その間アメリカの人口は1980年当時2億2700万人だったのが、2014年には3億1900万人と約1.4倍しか増えていません。
つまり、人口増加を勘案して、約7倍(=10倍÷1.4)アメリカの個人金融資産が殖えているということになります。
こんなことが日本でもし起きていたら、大ニュースになっているのではないでしょうか?

このアメリカ国民の個人金融資産が約10倍に殖えた期間に最も変化が見られたのが、図3が示す投資信託を保有する世帯数の割合です。 

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1980年当時、投資信託を保有する世帯数はわずか5%でした。
言い換えれば、95%の世帯が投資信託を保有していなかったので、ほとんど誰も保有していなかったということです。
それが、今では50%近くの世帯が投資信託を保有しているようになっています。
これは何故でしょう? とても魅力的な 投資信託が急激に増えたのでしょうか?

次に見て頂くのは、図4です。 

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これは2015年3月23日に日本銀行が発表した資料の抜粋で、日米の個人金融資産を比較したものです。
日本を見てみると、金融資産の半分以上に当たる52.5%を現金・預金で持っています。
運用資産は債券・株式・投資信託全部合計しても16.7%です。 

一方、アメリカは現金・預金は13.4%。 

そして、運用資産は51.2%と半分以上を占めています。 何故こんなにも違うのでしょう? 

我々日本人の感覚からしてみると、アメリカ国民は『危なっかしいな』とか『一発当ててやろうという山っ気の強い国民なのかな?』という風に感じる方も多いのですが、皆さんはいかがでしょうか? 

話をまとめると、何故アメリカ国民が30年で金融資産が10倍になっていることを、我々日本人は知らされていないのでしょうか?
何故アメリカ国民は急に投資信託を保有するようになったのでしょうか?
何故日米の個人金融資産の割合はこんなにも違うのでしょうか?
答えは次号にてお伝えします。 

 

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